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『高円宮殿下が見た韓国』を読む [読書ノート]

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 〔本の表紙と帯〕
 
ごくごく最近のことだが、表題にある『高円宮殿下が見た韓国』〔こちら〕という本を読んだ。
 
帯には「皇族初の韓国訪問記」と記されており、2004年11月に東洋経済日報という在日韓国系の新聞社で発行されたもので、高円宮殿下が撮影された写真と、久子妃殿下の綴った文章でまとめられている。さらに全文が韓国語にも翻訳され掲載されており、139頁にわたるB5変形判のハードカバーの装丁本だ。
 
こんな素敵な本が出ているなんて正直存じ上げなかったが、ごく最近知るところとなり、さっそく買い求めたというしだい。 
 

高円宮殿下と久子妃殿下が韓国を訪問されたのは、2002年の5月29日から6月3日までの6日間。サッカーの日韓W杯に合わせての公式訪問であり、また両国の親善のための公的な行事などにも参加するためソウル以外の釜山や慶州なども訪れられたという。 

まず本に目を通して感じたこと。多くの写真が載せられていて、そのほとんどは殿下が撮影したもの。殿下の写真の腕前は、プロ級と思われるほどお上手。加えて久子妃の文章はとてもさわやかで、説得力がある。

さて本の中身も少しだけ。久子妃殿下の綴られた文章は、訪れた場所ごとにまとめられていて、「街と伝統にふれてーソウルで」「歴史にふれてー慶州で」「市場と人々にふれてー釜山で」「自然と文化にふれてーソウル、水原,安山、梁山で」 と、4つの構成で整理され、それぞれにじつに繊細なタッチで描写されている。

もう一つ、どうしても触れておきたいことは、訪問記で終わらない大切な資料ともいえる殿下のインタビューが載っていることだ。日韓W杯を挟んで前後の2回、長時間にわたる東洋経済日報社の社長によるインタビューの記事がそれだが、とても貴重な“皇室外交”の資料だと思う。 

なにかとてつもない貴重な宝ものに出合ったような、とても清々しい読後感に浸っています。

なお、この本が出版される前の2002年11月に高円宮殿下が急逝なされたことは、この本の「はじめに」で久子妃殿下がお触になられています。ここに改めてご冥福をお祈り申し上げたく存じます。“合掌” 


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ぱふ

cocoa051さん、おはようございます!

高円宮殿下、妃殿下ともに、窮屈そうな(失礼)皇太子ご一家や
秋篠宮ご一家とはまたスタンスの違うご公務ぶりですてきだなと
思っていました。今も妃殿下はますますご活躍ですものね。
その本、興味深いです。図書館で探してみようかな。
by ぱふ (2015-09-25 09:16) 

cocoa051

☆niceをありがとうございます。
少しむかしの話でしたが、なにかの機会にご覧いただけると
嬉しいです。

by cocoa051 (2015-09-26 15:28) 

cocoa051

☆ぱふさん、ありがとうございます。
サッカーなどにご関心があって、比較的国民との距離が
近い殿下と妃殿下との印象です。
本の中身もとても庶民的で、機会がありましたらご一読
をお勧めします。
by cocoa051 (2015-09-26 15:32) 

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